2010年04月16日

平城遷都1300年祭 和の匠と学者、熱い挑戦実る 困難極めた資料なき復原(産経新聞)

 平城遷都1300年祭の平城宮跡会場(奈良市)で16日、披露された第一次大極殿と遣唐使船。絵図などの資料がまったくないなかでの復原は困難を極めたが、考古学から船舶史学などの学術成果に加え、文化財建築を担う人たちの経験や情熱が支えた。

 ◆技術伝承「良い機会」

 大極殿の復原で宮大工を指揮した瀧川寺社建築(奈良県桜井市)会長の瀧川昭雄さん(76)は「宮大工としての60年の経験を注ぎ込みました」と話した。

 柱の配置さえ明確ではなかった第一次大極殿。薬師寺東塔など同じ時期に建造された文化財を参考に、奈良文化財研究所が導き出した推定イメージが建築様式の基本になったが、内部構造は宮大工に任された。

 瀧川さんは、3代目宮大工。文化財修復の専門職の経験も長く、法隆寺や薬師寺など100カ寺あまりの修復に携わった。くぎを使わずに部材を組み立てる奈良時代と同じ技法を採用。設計図には表れない部分で長年の経験が生かされた。

 復原は、後継の育成の面でも大きいという。約30年前にモンゴルのラマ教寺院を修復した際、現地で技術が途絶え、文化財が放置されているのを目の当たりにし、「日本でも同じ状況になりかねない」と危機感を抱いた瀧川さん。会社では、10代後半の若者を積極的に採用してきた。文化財の復原の仕事はめったにない。「育てる立場として本当にありがたい作業だった」という。

 ◆出土した瓦を基に

 一方、復原された大極殿の屋根に葺(ふ)かれている深みのある黒色の瓦。使用された約10万枚の製法や葺き方を指導したのは、法隆寺や東大寺など多数の歴史遺産の屋根に携わった瓦葺き職人の山本清一さん(77)だ。

 出土した当時の瓦を基に一般的な瓦より約250度高い1150度の高温で焼き締めることで、釉薬(ゆうやく)を使わず独特の色合いを再現しながら雨水をはじく瓦を再現。日本伝統瓦技術保存会長として後継者育成に尽力する山本さんも、約40人の職人が集まった今回の仕事に手応えを感じている。

 ◆遭難の記録から

 遣唐使船の復原を指揮したのは松木哲・神戸商船大名誉教授(83)=船舶史。「遣唐使船を見てみたいという人の興味を封殺してはいけない」との思いだったという。

 具体的な資料がないなかで、助けとなったのは、遭難記録だった。「『嵐で船がまっぷたつに割れ、それぞれに人を乗せて岸に着いた』とあり、真ん中から割れても人間を乗せて数日間浮いていられる構造と分かった」

 大きさは、「続日本紀」に4隻で600人が渡ったと記された人数と、禅宗の修行僧が畳1枚分のスペースで生活することから算定、全長約30メートル、幅約10メートルの船になった。松木教授は「こんな小さな船で唐に渡るのは不安だったはず。それを克服して海を越えた遣唐使たちの思いを感じてもらえたら」と話している。

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2010年04月12日

ポーランド大統領事故死 「追悼70年の旅」悲劇 選挙繰り上げ実施(産経新聞)

 【モスクワ=佐藤貴生、遠藤良介】70年目の追悼の旅は、ポーランド大統領と多数の高官が命を落とす悲劇に変わった。ロシア西部スモレンスクで10日に起きた政府専用機墜落事故。カチンスキ大統領(60)夫妻のほか、中銀総裁や軍参謀総長、外務次官など、国の政官界を担う約90人が死亡した。これほど多数の1国の指導層の生命を奪った航空機事故は過去に例がないとみられる。ポーランドの歴史に新たな苦難の1ページが刻まれ、国民は大きな悲しみに包まれた。

 ◆カチンで再び…

 カチンスキ大統領は10日、1940年にポーランド兵2万人以上が虐殺された「カチンの森事件」の犠牲者追悼のため、現場に入る予定だった。ロシアのプーチン首相とポーランドのトゥスク首相は現地で7日に追悼式典を行ったが、大統領は招かれなかったとみられ、節目の年の訪問を心待ちにし、日をずらして赴く矢先の悲劇だった。

 「ソ連は70年前、カチンの森でポーランドのエリートを殺害した。きょうは、追悼の意をささげるため、そこに向かったわれわれのエリートが死亡した」

 自主管理労組「連帯」時代のカチンスキ大統領の盟友、ワレサ元大統領は動揺を隠さずに語った。同国外務省報道官も、「将来にどれほど影響が出るか分からない。ポーランド史上例のない事故だ」と述べた。

 ポーランドの首都ワルシャワの大統領宮殿には半旗が掲げられ、多くの国民がロウソクや花を手向けて犠牲者を悼んだ。窓に黒いリボンをつける住民もおり、衝撃の大きさをうかがわせた。政府は今後1週間を服喪期間とする方針を決めた。

 トゥスク首相は緊急閣議を招集、カチンスキ大統領の死を受け、秋に予定されていた大統領選の前倒し実施を決めた。2週間以内に投票日が発表される。憲法の規定に従い、コモロフスキ下院議長が大統領代行に就任した。

 ◆対露批判の急先鋒

 「連帯」出身のカチンスキ氏は2005年、ワルシャワ市長から大統領に就任。柔らかな笑顔がトレードマークで、うり二つの双子の兄、保守系野党「法と正義」のヤロスワフ前首相とともに、政界でキャリアを積んできた。

 欧州連合(EU)に懐疑的であるほか、対露批判の急先鋒(せんぽう)としても知られた。08年のグルジア紛争発生直後にはウクライナやバルト3国の首脳らとともにトビリシを訪問、公然とグルジア支援を宣言した。こうした強腰な姿勢が一定の国民の支持を集めてきたが、再出馬の意向を示していた次期大統領選ではコモロフスキ氏に水を空けられていた。

 ただ、カチンスキ氏の事故死という異例の事態を受けての前倒し選挙となるだけに、「大きなインパクトがあるのは間違いないが、それが投票結果にどう表れるかは予想できない」(ロイター通信)との見方も出ている。

 ◆事故多いツポレフ

 墜落事故を起こしたツポレフ154型機は旧ソ連が60年代に開発した中距離機で、旧ソ連諸国では多くの航空会社が主力機として運航している。ただ、近年は同型機の事故も目立っており、老朽化から年内には生産が停止されることになっていた。

 旧ソ連諸国で構成される独立国家共同体(CIS)の全加盟国と中国はツポレフ154を政府専用機として使用している。イタル・タス通信によると、同型民間機の大事故は01〜06年だけで5件。墜落や衝突、ミサイルによる誤爆で計554人が犠牲となっている。

 国営テレビ・ロシア24などによると、ポーランドの政府専用機にもトラブルが相次ぎ、政府では新型機への買い替えを検討していた。08年12月には大統領外遊先のモンゴルで機が飛行不能となったほか、09年9月にもモスクワでの整備・修理を終えたばかりの政府機で機材トラブルが発生していた。

                   ◇

【メモ】航空機事故で死亡した国家元首

 航空機の墜落で国家元首が死亡したケースは過去にも複数例がある。最近では1994年にアフリカのルワンダで同国のハビャリマナ大統領と隣国ブルンジのヌタリャミラ大統領が乗った専用機が撃墜され死亡したほか、パキスタンでも88年にハク大統領の空軍輸送機が墜落し死亡した。1957年にはフィリピンのマグサイサイ大統領が、搭乗していた航空機が墜落し死亡している。

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2010年04月08日

10キロ以上渋滞、過去5年で最多=GWの高速−道路各社予測(時事通信)

 東日本、中日本、西日本と本州四国連絡の高速道路4社は6日、ゴールデンウイーク(GW、4月28日〜5月9日)の高速道路の渋滞予測を発表した。期間中の渋滞発生回数は10キロ以上の渋滞が過去5年で最多となる444回(昨年420回)、30キロ以上が50回(同59回)で、普通車以下を対象にした「休日上限1000円」の割引導入で利用者が大幅に増えた昨年並みとなりそうだ。
 渋滞発生のピークは、下りは5月1日〜3日、上りは5月3、4の両日。最も長い渋滞は5月2日午前7時ごろに関越道の花園インターチェンジ(IC)を先頭に50キロと予想している。
 渋滞対策として高速各社はサービスエリアの駐車場整理員の増員などを実施。上限1000円割引は平日の4月30日にも適用されるため、帰省ラッシュの分散化に向けた活用を呼び掛けている。 

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